岩手・山田町の漁師 旬の海産物アピール 三島・楽寿園
岩手県山田町の海産物をアピールする「岩手県やまだ港開運市」が3日、三島市の楽寿園で始まった。山田町の水産業の復興に取り組む漁師集団「第八開運丸」と同町を支援する三島市職員ら有志の会が5日まで、焼きたてのカキやイカなどの海の幸を提供する。

東日本大震災の直後から市職員を派遣した縁で、2016年から始まった。今回は同町で水揚げされたカキ約5千個、イカ800杯などを用意した。旬を迎えたカキは蒸し焼きにして提供。来場者は肉厚でうま味が詰まったカキを求め、長蛇の列をつくった。
今回で10回目を迎え、第八開運丸の柏谷智康代表(48)は「毎年楽しみにしてもらい、来る前から多くの問い合わせをもらった。最高にうれしい」と話した。