⚽J2清水 白崎負傷 ボランチ代役は 宮本に安定感、ヘナトも万全
4連勝を懸けて3日の徳島戦に臨むJ2清水は、前節栃木戦で負傷交代したMF白崎を欠く見込みとなっている。不動のボランチの代役を担うのは、前節で穴を埋めたMF宮本航汰(26)=清水ユース出=か、左膝のけがから復帰したブラジル人MFヘナトアウグスト(31)か-。
白崎は栃木戦で開始直後に右足を痛め、前半4分で交代。9試合連続先発中の主力が早々にピッチを去る想定外の展開となったが、急きょ出場した宮本が安定感のあるプレーでチームを支えた。
後半に相手の反撃を受ける展開となったことで「ゲームコントロール力は課題。学ぶべきことがまだある」と本人に満足感はない。ただ、ボランチでコンビを組むMFホナウドとの関係性は「ストレスや不安要素は全くない」と抜群だ。
期限付き移籍から2020年に清水に復帰して以降、リーグ戦の出場試合数は右肩上がり。ただ今季はここまで5試合の出場にとどまり、「今がチャンスなのかもしれない。しっかりと応えられるように」と気合を入れる。
ヘナトアウグストは4月のルヴァン杯川崎戦で約2年1カ月ぶりとなる公式戦出場を果たし、59分間プレーした。長く痛みに苦しんでいた左膝の状態は試合後も良く、「問題ない」と表情は明るい。
リーグ戦の出場は完全復活に向けての一歩となる。ボール奪取力が際立つ助っ人は「プレーできることを楽しみつつ、チャンスがあればゴールも決めたい」と貢献を誓う。