働きやすい服装 通年推奨 三島市、省エネ推進や効率化へ
三島市は28日、省エネ推進や業務効率化を進めるため、クールビズとウオームビズを通年化すると発表した。働きやすい服装での勤務によって市民サービスの向上を図る。市民への健康で幸福な生活の提供につなげることを目指し「ウェル・ビーイング・ビズ」と名付けた。
市では5~10月をクールビズ、11~3月をウオームビズの期間としていた。年間を通じ、ネクタイやジャケットの着用を求めず、職員個々の事情に応じた軽装での勤務を推奨する。室温は19~28度の範囲で管理し、冷暖房に頼らないようにする。
市によると、県内では伊東、掛川、袋井の3市が通年化しているという。豊岡武士市長は28日の記者会見で「ウェルビーイングの考えを理解してもらい、働くこと自体が幸せと思えるような働き方になるよう努めたい」と語った。