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テーマ : 清水エスパルス

⚽清水 好調な攻撃 右サイドが貢献 北爪、先発へ「準備万端」

 秋葉監督就任後3勝1分けと上昇気配を見せているJ2清水。好調な攻撃を支えているのが右サイドだ。前節大宮戦で1アシストのサイドバックのDF岸本は累積警告で次節栃木戦(29日)が出場停止。代役として3試合ぶりの先発が濃厚のDF北爪健吾(30)に期待がかかる。

次節栃木戦で3試合ぶりの先発が濃厚の清水の北爪=三保グラウンド
次節栃木戦で3試合ぶりの先発が濃厚の清水の北爪=三保グラウンド

 直近4試合でチームが挙げた得点は計12。セットプレー、ショートカウンター、中央からの打開とパターンは多彩だが、右サイドを起点としたゴールも目立っている。大宮戦では相手を左や中央に寄せながら右に展開して優位性をつくり、1、2点目を生み出した。
 その2得点に絡んだ岸本が栃木戦は不在となる中、活躍を誓うのが同じ右サイドバックを主戦場とする北爪だ。「出た時に何ができるか。期待に応えられるだけの準備はしている」と燃えている。
 J1柏から完全移籍で今季加入。スピードを生かした攻撃参加が持ち味で、「推進力の部分は通用すると思っている」と新天地でも手応えを感じている。秋葉体制初戦となった8日の東京V戦ではタイミング良くサイドを駆け上がって先制ゴールを決めた。
 縦関係の右サイドハーフに入るMF中山との呼吸もぴったり。2019年に横浜FCで一緒にプレーした間柄で、「ここにいるだろうな、ここに欲しいだろうな、と感じるものはある」と言う。関係性の良さは東京V戦のゴールが中山からのラストパスだったことにも表れている。
 12日の仙台戦で腰に違和感が生じて途中交代したが、「もう問題ない」と影響はない。右サイドを活性化させ、チームを今季初の3連勝に導くことができるか。

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