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テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス、大宮に快勝 サッカーJ2第11節

 明治安田J2リーグは22日、各地で第11節の5試合が行われ、清水は大宮に3-0で勝利した。

大宮―清水 前半20分、ヘディングで先制ゴールを決める清水・乾(左)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 前半20分、ヘディングで先制ゴールを決める清水・乾(左)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半11分、ゴールを決める清水・カルリーニョスジュニオ(左奥)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半11分、ゴールを決める清水・カルリーニョスジュニオ(左奥)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半42分、ゴールを決めガッツポーズの清水・神谷=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半42分、ゴールを決めガッツポーズの清水・神谷=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 前半20分、ヘディングで先制ゴールを決める清水・乾(左)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半11分、ゴールを決める清水・カルリーニョスジュニオ(左奥)=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)
大宮―清水 後半42分、ゴールを決めガッツポーズの清水・神谷=さいたま・NACK5(写真部・二神亨)

 【評】清水は攻守がかみ合い、大宮に快勝した。
 右サイドを軸に攻め込み、序盤から中山、チアゴサンタナと相次いで決定機を迎えた。結実したのは20分。岸本のクロスを乾が頭で沈めて先制した。
 折り返しても流れを失わず、11分に追加点。チアゴサンタナのシュートのはね返りをカルリーニョスが詰めた。42分には神谷がシュートのこぼれ球を蹴り込み、3点目。守備も大きなほころびを見せず、完封した。

■「超攻撃」体現 初のヘッドで〝1号〟
 J2屈指の戦力を誇る清水のエンジンがようやくかかってきた。前節に続き攻撃が機能し、初の連勝。秋葉監督就任以降4戦負けなしとし、暫定ながら今季初めて1桁順位に浮上した。
 立ち上がりから積極的に前に出て、得点のにおいはすぐに漂い始めた。前半20分、右サイドからゴール前に送り込まれた浮き球が、中央のFWチアゴサンタナを超えて逆サイドに届いた。相手DFの死角から頭で飛び込んだのはMF乾。身長169センチの技巧派にとって、「日本(Jリーグ)では初めて」というヘディング弾で先制に成功した。
 「超攻撃的」を掲げる指揮官の頭には、リードを奪っても守りに入る戦い方はない。交代策にその意思は表れた。後半11分の追加点で差を広げても、20分までに前線の4人を入れ替えて「ギアを上げること」を求めた。42分、途中出場のMF神谷がネットを揺らし、采配が実った。
 この日の得点者は全員が今季初ゴール。秋葉体制のリーグ戦4試合で記録した計12点の得点者は11人に及ぶ。「誰が出ても良いサッカーができている」と乾が口にするように、出番を得た選手が競争の中で力を発揮し、結果に結び付けている。
 「これを続けていかないと。(ここまでに勝ち点の)取りこぼしはたくさんあったので」と神谷。さらなる加速へ、イレブンに慢心はない。

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