世界広がる消しゴムはんこ展 三島で16日まで
熱海市の消しゴムはんこ作家津久井智子さん(42)の作品展が16日まで、三島信用金庫本店(三島市芝本町)のさんしんギャラリー善で開かれている。新作をはじめ、消しゴムはんこの受注制作を始めて20年の歩みも紹介している。

消しゴムはんこでバラの庭園やウミネコの群れを描いた大作12点のほか、手紙サイズの花や動物の版画も展示した。これまでに彫った消しゴムはんこも約20キロ置いてあり、来場者が興味深そうに見入っている。会場の壁には縦1・4メートル、横4メートルのキャンバスが掛けられ、津久井さんがはんこを押しながら作品を仕上げていく様子を実演している。
商品デザインやホテルの内装なども手がけてきた津久井さんは「消しゴムはんこでどこまで楽しめるか挑戦している。どんな作品づくりをしているか知ってもらいたい」と来場を呼びかけた。