⚽磐田、ホームで札幌戦/清水、敵地で浦和戦 ルヴァン杯第2節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは25、26の両日で1次リーグ第2節の10試合を行う。初戦で横浜Mに敗れたA組の磐田は、25日にホームで札幌を迎え撃つ。川崎との初戦に勝利してB組首位に立つ清水は、26日に敵地で浦和と対戦する。
磐田は清水とのリーグ戦からメンバーを入れ替えて若手中心の布陣となりそうだ。ただセンターバックにけが人が相次ぎ、リーグ戦を見据えると、本職だけでは足りない苦しい台所事情。代役が予想されるMF鹿沼は「高い位置でボールを奪って敵陣でプレーするのが大前提」と、前線から仕掛ける相手の隙を突きたい考えだ。
DFだけでなくFWも杉本が移籍し人手不足に陥っている。リーグ戦で3得点を稼ぎ、フル回転が期待されるFW後藤は「結果を出し続けてチームを勝たせる」と力強い。横内監督は「1対1の局面でどれだけ勝てるか」とポイントを挙げた。
清水もリーグ戦からメンバーの入れ替えが予想され、出番を得た選手が意地を見せたいところ。21歳以下を1人以上先発させるルールに伴い、DF菊地かFW森重のどちらかがスタメン出場する見込みで、U-20(20歳以下)日本代表の活動で長くチームを離れていた菊地は「アピールしたい」と燃えている。
浦和はルヴァン杯の初戦こそ湘南と引き分けたが、リーグ戦は3連勝中で3月は負けなしと好調だ。GK大久保は「良い相手とできる」と前向きに捉え、1次リーグ突破に向けて「川崎戦の勝ちを無駄にしないように」と連勝を誓う。