中小のデジタル化支援など計画承認 静岡県商議所連が臨時総会
静岡県商工会議所連合会(会長・岸田裕之静岡商議所会頭)は20日、臨時総会を静岡市葵区の静岡商議所静岡事務所で開き、中小・小規模事業者の事業再構築やデジタル化を支援する2023年度事業計画を承認した。
インバウンド(訪日客)誘客に向けた山梨、長野両県との連携や会員企業の採用活動支援なども盛り込んだ。
総会後、日銀静岡支店の小泉達哉支店長が本県経済の現状と課題について講演した。県民所得を構成する企業所得と財産所得の比率の高さに言及し、「企業と資本家が県経済をうまくリードできれば、静岡の未来は明るいのではないか」と述べた。