婚姻届でデジタル地域通貨 Gコイン5万円分 御殿場市4月から
御殿場市は4月1日から、市に婚姻届を提出して受理された夫婦に対し、独自のデジタル地域通貨「富士山Gコイン」5万円分を給付する結婚応援給付事業を始める。3月17日の定例記者会見で市当局が発表した。
給付は①夫婦の少なくとも一方が市内に住所を有している②交付を受けてから1年以上、原則市内に定住する③夫婦で富士山Gコインの利用登録をしている-などが条件。富士山Gコインを活用した出産や小中学校入学時のポイント付与、出産・子育て応援交付金事業などと併せて、人口減少対策や地域経済活性化を推進する。
同市によると、市の婚姻数は2018年が441件、20年が392件、22年が332件と減少傾向で、対策が急務という。