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テーマ : 裾野市

裾野・スプリンクラー浸水 来年度も調査継続 事故調

 裾野市民文化センターのスプリンクラー浸水被害で、施設を所有する市は15日、事故調査委員会による原因究明調査を2023年度も継続する方針を明らかにした。事故調の最終報告は6~7月ごろにずれ込む見通し。
 開会中の市議会2月定例会で、「一部設備について詳細に調査する必要が生じた」と説明した。事故調は有識者や専門業者らで組織する第三者委員会として、昨年11月から故障や異常の有無を工学的な観点で調べている。当初は22年度内にも一定の結論を出す方針だったが、同年度は中間報告にとどめる。
 委員の報酬や弁護士への委託料など計900万円を22年度予算に計上している。このうち433万円を執行し、残り466万円は23年度に繰り越す。
 昨年9月24日に同センター大ホールで舞台天井のスプリンクラーが突然作動。公演前だった管弦楽団が水を浴びたり、団員が転倒してけがを負ったりした。センターもコンサートピアノや音響機器などに被害が出た。

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