あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 浜松市

静岡人インタビュー「この人」 佐鳴湖ノルディック・ウオーク健歩会で会長を務める 久嶋茂さん(浜松市中区)

 浜松市内のノルディック・ウオーク愛好家約70人のグループを率いて、2022年は浜名湖1周踏破、23年は大河ドラマ「どうする家康」にちなみ、県内外の家康ゆかりの地を歩く挑戦を会員とともに続けている。全国各地で開催される全日本ノルディック・ウオーク連盟の公認大会で、日本一の240回完歩を誇り「鉄人」の称号を持つ。浜松市中区出身。84歳。

久嶋茂さん
久嶋茂さん

 -ノルディック・ウオークを始めたきっかけは。
 「郵便局長を退職後、手術をするなど体調がすぐれない日々が続いた。そんな時期、運動不足の解消のためにノルディック・ウオークの体験会に参加したのがきっかけ。続けるうちに体調も変化して風邪も引きにくくなり、歩く楽しさが湧き上がってきた」
 -歩き始めて気付いたことは。
 「仲間とともにさわやかな風を感じながら歩くことで、見慣れた風景が違って見え、頭の中がスッキリして、気持ちが穏やかになり、ストレスがなくなっていくように感じる」
 -日々心がけていることは。
 「“生涯、自分の足で歩く”を合言葉に、身体的、精神的ともに健康を維持することを心がけている。小さな積み重ねをこつこつと継続することが何よりも大切だと思っている」
 -今後の目標は。
 「会を長く続けていくために、会員が1年を通して参加したいと思えるような『歩く+楽しさ』を感じられるような企画の創出を続けたい。自身は、全国での公認大会で完歩300回を目標に健康管理をしていきたい。“歩かなければ、歩けなくなる”。歩くことで人生がより豊かになることを伝えていきたい」
 (浜松総局・二神亨)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

浜松市の記事一覧

他の追っかけを読む