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テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 4戦連続ドロー クラブワースト、リーグ11戦勝ちなし

 明治安田J2リーグは12日、8試合を行い、清水は大分と0-0で4試合連続の引き分けに終わった。町田は水戸に3-0で完勝し、得失点差で首位に立った。秋田は千葉を1-0で下し、町田とともに3連勝で勝ち点10。J2初参戦のいわきは仙台を1-0で破って初勝利を挙げた。

清水―大分前半終了間際、清水・北川(中央)の放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分前半終了間際、清水・北川(中央)の放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、シュートを放つ清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、シュートを放つ清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、好機を生かせず悔しがる清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、好機を生かせず悔しがる清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分前半終了間際、清水・北川(中央)の放ったシュートは相手GKに阻まれる=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、シュートを放つ清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)
清水―大分後半、好機を生かせず悔しがる清水・岸本(中央)=アイスタ日本平(写真部・小糸恵介)


 【評】清水は大分の守備を最後まで攻略できずに引き分けた。
 序盤から積極的にボールを奪いに出て、流れを引き寄せた。前半はセットプレーを中心にゴールに迫ったが、不発。後半は選手交代を加えながら押し込んだが、あと一歩の展開が続いた。終盤には岸本やチアゴサンタナが決定機を迎えたが、相手GKに阻まれた。
 守備陣は空中戦や1対1で大分を上回り、安定感を維持。今季3度目の無失点に抑えた。

 終始攻勢 あとは得点
 控え組主体でつかんだ4日前のルヴァン杯の勝利が、リーグ戦への追い風につながらない。清水は決め手を欠き、開幕から4戦連続の引き分け。無得点は3度目だ。リーグ戦はJ1だった昨年9月から11試合続けて勝ちがなく、クラブワースト記録を更新した。
 リーグ戦前節から先発4人を入れ替えた。「相手にプレスをかけてボールを保持する戦いを心がけた」とリカルド監督。FWチアゴサンタナを今季初めて先発から外し、MF神谷、岸本ら4人を初先発させた。
 最前線にFWディサロを置き、運動量豊富に大分のパス回しに規制をかける守備は効果的だった。敵陣で狙い通りに球を奪い、攻撃に転じた。ただ、「思い切りの良さを欠いていた」とMF西沢。前半21分には自身も決定機をものにできず、唇をかんだ。
 時計の針が進むにつれ、清水が攻勢をかける展開はより鮮明になった。しかし、5バックで守る大分を最後まで崩せず。「最後の判断やプレーの質を上げないと」とMF白崎。開幕から続く課題に、選手からは同じような反省の言葉が口を突く。
 リーグ戦4試合1得点の攻撃面について、指揮官は「(原因を)答えるのは難しい。焦りがあると思う」と話す。ただ、J2屈指の戦力を誇る清水に、相手が守りを固めてくるのは想定内のこと。課題解決の道筋を見いだせなければ、未勝利のトンネルからは抜け出せない。

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