J3沼津選手 パラ自転車体験 静岡県が動画公開 認知度向上へ
静岡県東部地域局は8日、サッカーJ3アスルクラロ沼津の選手が障害者の自転車競技「パラサイクリング」を体験する動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。東京パラリンピックの県内開催をきっかけに競技の認知度を高める狙い。担当者は「伊豆東部地域で練習している選手を温かく見守ってもらえるようになれば」と期待する。
動画は約9分半。菅井拓也、徳永晃太郎、大迫暁の3選手が、まひなどの障害のある選手が乗る三輪自転車と、視覚障害の選手が乗るタンデム自転車の乗車を体験した。発進やカーブ走行が思い通りにできず困惑する場面もあり、競技の難しさを伝えている。
ユーチューブの富士山・伊豆サイクリングチャンネルに投稿した。東京パラ日本代表の藤井美穂さんと川本翔大さんが大会のロードレースのコースを紹介する動画も公開予定。