砂糖エンドウ本格出荷へ 湖西、生産者ら目ぞろえ会
湖西市や浜松市の一部地域で生産されている砂糖エンドウの本格出荷に合わせ、生産者やJAとぴあ浜松などでつくる「砂糖えんどう共販運営委員会」が10日、目ぞろえ会を湖西市白須賀の湖西集荷場で開いた。生産者約20人が集まり、出荷基準や選別時の注意点を確認した。
砂糖エンドウの出荷は11月ごろから始まり5月ごろまで続く。冬の間は寒さが厳しく出荷量が少なかったが、2月下旬ごろから気温が上がり、昨年並みまで回復しているという。生産者はサンプルを見ながらさやの大きさや曲がり方、実の数などに応じて選別を行う方法を確認した。
砂糖エンドウは実が大きくて糖度が高く、さやごと食べられるのが特徴。JAとぴあ浜松の管内では26人が生産している。主に京浜地区や北陸方面に出荷されるほか、県内一部のスーパーでも販売されている。