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テーマ : 浜松市

事故偽装し示談金詐欺 男に有罪判決 地裁浜松支部

 飲酒運転の絡む交通事故を自作自演し、同乗者の女性から示談金をだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われた浜松市北区の会社員の男(22)の判決公判で、静岡地裁浜松支部は7日、懲役2年4月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。
 高島由美子裁判官は判決理由で、被告が詐欺グループに加わった経緯を「分け前ほしさから、(誘いに)安易に応じた」と指摘し、車と衝突する歩行者役を務めるなど「犯行では、必要不可欠な役割を果たした」と断じた。一方、全額の被害弁償を済ませていることなどを考慮し、執行猶予が相当とした。
 判決によると、仲間と共謀して2022年9月18日、同市中区の市道で、乗用車と歩行者の衝突事故を計画的に起こし、同乗の女性=当時(22)=に事故の示談金を請求して150万円をだまし取ったほか、同10月3日には同様の手口で別の女性=当時(21)=から示談金150万円をだまし取ろうとした。

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