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テーマ : 長泉町

静岡がんセンターと「ファルマ」 「次の20年へ挑戦」 長泉で会議

 静岡県立静岡がんセンター(長泉町)などは3日、年1回の静岡がん会議をオンラインで開催した。ともに20周年の節目を迎えた同センターと、産官学金連携で世界一の健康長寿県の形成を目指す「ファルマバレープロジェクト」の取り組みや成果を関係者が発表した。

県立がんセンターとファルマバレープロジェクトの取り組みや成果が発表された静岡がん会議=長泉町
県立がんセンターとファルマバレープロジェクトの取り組みや成果が発表された静岡がん会議=長泉町

 同センターの山口建総長は、開設のきっかけから現在までの歩みを振り返った。数万人の患者の命を救い、国内三大がんセンターの一つになったと総括した。上坂克彦病院長は多くの実績があるロボット支援下手術の特長を紹介。「治し、支え、進化するがんセンターとして次の20年に向けて挑戦する」と述べた。
 同プロジェクトを所管する県新産業集積課の小笠原彩子課長は162の医薬品・医療機器が製品化され、48社が医療機器分野に参入したと報告した。今後は地元市町との連携を強化し、住民が超高齢社会で安心して暮らせる「医療田園都市」づくりを進めると話した。
 病院や教育機関、企業などの関係者計約380人が聴講した。

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