清水港の利用促進を 浜松で懇談会 西部地域荷主にPR
静岡県、静岡市、清水港利用推進協会(山田英夫会長)でつくる同港ポートセールス実行委員会は28日、県西部の荷主企業を対象にした貿易懇談会を浜松市中区で開いた。
県清水港管理局の斎藤昌昭局長が中部横断自動車道の開通をはじめ、同港と直結する国道1号バイパスの立体化や4車線化など交通インフラの整備が進んでいる状況や、大型クレーンの遠隔操作化促進などの取り組みを説明した。
本紙客員論説委員の伊藤元重東京大名誉教授による講演「2023年日本経済の展望」も行った。伊藤氏は、日本への投資を増やすために、再生エネルギー導入で社会構造の変革を促すGX(グリーントランスフォーメーション)を挙げ、「気候変動に対して前向きになれば日本経済は活性化する」と述べた。県西部の108社から380人が出席した。