バス内で飲食可 換気性能をPR 静岡県協会
静岡県バス協会(静岡市葵区)は22日、貸し切りバスの展示会を浜松市中区の浜松城公園駐車場で開いた。遠州鉄道や静岡鉄道、大鉄アドバンスなど9社9台のバスが集結し、コロナ禍で制限されていた貸し切りバス車内での飲食や飲酒、カラオケができるようにガイドラインが見直されたことや、バスの換気性能などについて旅行関係者にアピールした。
同協会の担当者がガイドラインの変更点を説明したほか、32人乗りのバス車内に煙を充満させた後に空調を起動させ、5分程度で排出する実験を行った。担当者は「バスはすぐに空気を入れ替えられて安全性が高い。旅行者にガイドラインの変更とともに伝えてほしい」と呼びかけた。
日本バス協会(東京都)などでつくる貸切バス旅行連絡会は昨年11月に、新型コロナ対応ガイドラインを改定した。会話時のマスク着用などをルールに、車内で制限していた飲食や飲酒、雑談が可能になった。