「癒しのプチヴェール」パッケージを一新 機能性表示食品PR
JAふじ伊豆(沼津市)は、冬野菜「プチヴェール」が昨年12月に機能性表示食品に登録されたのを受け、パッケージを一新した。一時的なストレスや疲労感を緩和する効果があるとされるアミノ酸の一種「GABA」が摂取できる点をアピール。「癒(いや)しのプチヴェール」と名付け、消費拡大を図る。
プチヴェールは芽キャベツとケールを交配させた野菜で、11月下旬~3月上旬に出荷される。沼津市、清水町、長泉町の生産者でつくる同JAなんすんプチヴェール部会は、アグリオープンイノベーション機構(AOI機構、沼津市)と連携して消費者庁に申請し、登録された。
新たなパッケージはピンクを基調にし、のぼり旗などの販促物も製作。「癒しのプチヴェール」の商品名やストレス緩和効果を前面にアピールする。当面は同JAの直売所で販売する商品に使用し、来季以降はスーパーなど量販店で販売する商品にも活用する。
17日は同JAの藤沼和明営農担当常務と深沢貞博部会長、AOI機構の藤井明理事長らが沼津市役所を訪れ、頼重秀一市長に機能性表示食品の登録を報告した。藤沼常務はゆでるより、炒める方がGABAの数値が高いとし、「食べ方やレシピも併せて発信していきたい」とPRした。