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テーマ : 清水エスパルス

⚽新加入DF高橋「勝負強さを意識」 堅守構築のキーマンに 清水エスパルス

 J2清水の新加入DF高橋祐治(29)が、堅守構築のキーマンに名乗りを上げている。昨季の主力が抜けたセンターバックに入り、18日の水戸との開幕戦で先発出場が有力。昨季のJ1リーグで3番目に多かったチームの失点を「一つでも減らせるように」と使命感に燃えている。

センターバックで開幕戦の先発出場が有力な新加入の高橋=三保グラウンド
センターバックで開幕戦の先発出場が有力な新加入の高橋=三保グラウンド

 守備のもろさは近年のチーム課題だ。昨季はリーグ戦34試合で54失点を喫し、4季連続で総失点が総得点を上回った。オフには立田悠悟、原輝綺、片山瑛一といったDFラインを構成していた選手たちが退団。守備陣の再構築も必要になった。
 J1柏から今季加わった高橋は、キャンプでのJ2勢との練習試合2戦に主力組で出場。DF鈴木や井林とコンビを組み、プレーした計170分を無失点で終えた。開幕戦が週末に迫った今週の実戦形式の練習でも、落ち着いた守備対応や効果的な縦パスなどで存在感を示している。
 京都を皮切りに、国内4クラブを渡り歩いてきた経験豊かなプロ12年目。187センチの長身を生かした空中戦の強さを売りに、昨季は柏で29試合に出場した。清水への移籍はカテゴリーを下げる挑戦となったが、「J1に昇格した後のことも考えている」と前向きだ。
 昨季のチームは試合終了間際の失点で何度も勝ち点を落とした。改善が必須の悪癖には「勝負強さを意識したい」と自覚十分。目標とするJ2優勝には「スタートダッシュがすごく大事」と強調し、まずは開幕戦での無失点試合達成を狙う。

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