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テーマ : 政治しずおか

藤枝市23年度予算案 全世代の人づくりに注力 11年連続最高576億円

 藤枝市は14日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度から19億円増の576億8千万円で、11年連続で過去最高を更新した。子育て支援や全世代型教育を充実させて人づくりに注力するほか、陶芸村拠点といった大型施設の整備に着手する。

藤枝市2023年度 予算案
藤枝市2023年度 予算案
藤枝市当初予算案の主な事業
藤枝市当初予算案の主な事業
藤枝市2023年度 予算案
藤枝市当初予算案の主な事業

 歳入は、柱となる市税が0・9%増の213億円。家屋の新築や、感染症の拡大で落ち込んだ地域企業の業績回復に伴い、固定資産税や法人市民税が増加した。大型事業に対する支出をまかなうため、市債は40億8700万円で22・6%の大幅増となった。
 歳出では藤枝市民大学の講座拡充に1200万円、男性の育児休業の取得促進に320万円、保育施設の使用済みおむつ回収費に850万円を充てる。子育て支援や教育、職場環境の整備など、総合的な視点から人材の育成を推進する。
 大型事業では、瀬戸谷地区で計画が進む道の駅を兼ねた陶芸村拠点施設の造成工事に4億4500万円、焼津市と組織する志太広域事務組合で整備するクリーンセンター関連で3億8千万円、岡部地区の工業用地整備に4400万円を盛り込んだ。
 北村正平市長は「未来に向けた成長基盤と、次代を担う人づくりに重点を置いた」と述べた。

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