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テーマ : 経済しずおか

清水港 訪日クルーズ3年ぶり再開 全国初 3月1日、歓迎イベント計画

 新型コロナウイルスの影響で停止していた清水港の国際クルーズ船の受け入れが3月1日から約3年ぶりに再開されることが、3日までの関係者への取材で分かった。3月は6件の寄港予約があり、県や静岡市、保健所などでつくる清水港安全対策協議会が近く、正式に受け入れを認めるとみられる。外国の船会社の運航受け入れ再開は、全国で清水港が初となる。

2013年に清水港に寄港したクルーズ船「アマデア」。受け入れ再開初日も歓迎イベントを開催する予定
2013年に清水港に寄港したクルーズ船「アマデア」。受け入れ再開初日も歓迎イベントを開催する予定

 国際クルーズ船は、横浜港に寄港していた大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナの集団感染が発生したことを機に、2020年3月以降、受け入れを停止していたが、昨年11月に国土交通省が再開を表明した。
 関係者によると、3月1日に寄港するのはドイツの会社が運航する「アマデア」(旧飛鳥)。清水港客船誘致委員会は来港に合わせた歓迎イベントを計画中で、市も港のにぎわい創出に向け船の見学を市民に呼びかける。
 運航再開を前に、船会社などでつくる業界団体や日本港湾協会はそれぞれガイドラインを作成した。業界団体は乗船前の検査や健康観察の実施、船内で感染者が出た場合の隔離の徹底などを規定。受け入れる港湾側も、岸壁の感染対策やターミナルビル従業員の健康管理などをするよう定めている。

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