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思い出の一本松、絵本に 菊川の野崎さん 図書館、児童館に寄贈

 菊川市堀之内の野崎恭子さん(51)がこのほど、現在の菊川中央公園がある場所にかつてあった一本松を題材にした絵本「一本松のいる丘で」を制作した。自身の思い出をもとに、主人公の女の子が一本松と過ごした時間をつづった。

一本松を題材に野崎さんが制作した絵本=菊川市本所の菊川中央公園
一本松を題材に野崎さんが制作した絵本=菊川市本所の菊川中央公園

 野崎さんによると、一本松の幹は大人の両腕でも抱えきれないほど太く、かなりの高さだった。幼い頃は家族や友達と遊びに来ていたが、高校生になった頃に訪れると切り株になっていたという。現在は一本松跡の看板だけが立っている。
 「一本松の場所に来ると元気になれる。りんとしてかっこよく、どこか優しい印象の松だった。読んだ人がほっとした気持ちになってくれたらうれしい」と話した。絵本は市内の図書館と児童館、市民協働センターに寄贈した。

 

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