ブリとタルイカ、巨大干物に加工 伊東「めちゃくちゃ市」目玉
伊東市で28、29の両日、大物産市「伊東温泉めちゃくちゃ市」(同実行委員会主催)が開かれる。目玉イベントのオークションに出品される巨大干物の加工作業が24日、干物製造や土産物販売などを手がける「伊豆中」(同市宇佐美)の工場で行われた。
工場長の石川真也さん(38)が99センチ、94センチの京都産ブリ2匹と1メートル22センチ、1メートル17センチの石川産タルイカ2杯を手際よく、豪快にさばいた。それぞれ塩をすり付けたり塩水に漬けたりした後、天日干しにして仕上げる。石川さんは「ブリは脂が乗っていて、イカも身が柔らかくておいしい干物になりそう」と話した。
オークションにはそのほか、既に加工を終えた45~48センチの下田産キンメダイ4匹も出される。同社の鈴木亮社長(43)は「お客さんがたくさん来てくれるとうれしい。コロナ感染の対策をしながら楽しめるといい」と期待した。
めちゃくちゃ市は松川藤の広場で、午前9時~午後4時(2日目は午後3時まで)に開かれる。市内外の名産品が集まる。オークションは初日が午後0時45分から、2日目が午前10時半から。