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テーマ : 選挙しずおか

無党派層に支持広げる 公明党・静岡県本部幹事長/早川育子氏【各党に聞く 2023年選挙戦略④】

早川育子氏
早川育子氏

 ―統一地方選の位置付けは。
 「前半戦は県議選と浜松市議選に計10人、後半戦の市町議選には計19人の立候補を予定している。県内公明党議員60人のうち半数が選挙戦に挑む。2024年11月に結党60年の節目を迎えることもあり、全員の勝利を目指す。公明党はネットワーク政党。市町、県、国の連携によって政策を作り上げてきているため、統一地方選は非常に重視している」
 ―県議選は現状の5議席維持が目標となる。
 「今回から定数が減る沼津市、新人が出馬を予定する静岡市葵区をはじめ重点選挙区ばかり。(今回擁立しなかった)浜松市については区割りの動向や定数を見ながら、今後検討していく必要があると思っている」
 ―岸田文雄政権の支持率は低落傾向にある。
 「影響は感じている。閣僚の不祥事が相次いだことは由々しき事態であり、襟を正すべき。有権者の声を受け止め、国につないでいくのは地方議員の役割。信頼関係をつくり、顔の見える関係で対話を重ねていくことが重要だ」
 ―昨年の参院選では全国的に比例代表の得票率が落ち込んだ。今後の戦略は。
 「何を言ったかではなく何をやったかを評価してもらうのがこの選挙。SNS(交流サイト)を活用するなどして無党派層にも支持を広げていく。若者向けトークミーティングや街頭アンケートを通じて政策提言にもさらに力を入れる。最も懸念されるのは投票率の低下。統一地方選は身近な地方議員を決める選挙であり、浮動票や若年層の声を受け止め、政策に反映させていく」

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