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家康好みの駅弁 久能山東照宮に献上 東海軒、4日まで先行販売

 弁当製造の東海軒(静岡市駿河区)は1日、来年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせて開発した弁当などを同区の久能山東照宮に献上した。

久能山東照宮に献上された「家康公の駿河御膳」と「静岡抹茶あずき食パン」=静岡市駿河区の久能山東照宮
久能山東照宮に献上された「家康公の駿河御膳」と「静岡抹茶あずき食パン」=静岡市駿河区の久能山東照宮

 平尾清社長ら同社関係者が持参した献上品を東照宮の神主が本殿に供え、玉串奉納など神事を執り行った。
 献上したのは駅弁の「家康公の駿河御膳」と「静岡抹茶あずき食パン」の2品。ドラマ放送に向け、地域を盛り上げるため同社が企画開発した。「駿河御膳」はタイやナスなど家康が愛した具材のほか、久能山東照宮に数カ所隠されているという徳川家の葵の御紋を逆さにした「逆さ葵」を模したのりが添えられている。食パンは抹茶粉末と小豆を生地に練り込み、ふっくらと焼き上げた。
 弁当は4日までJR静岡駅コンコースと改札内の売店、電話予約で先行販売した後、来年1月6日からドラマ終了まで通常販売する。税込み2千円。パンは税込み1700円からで、久能山東照宮などで販売する予定。
 平尾社長は「食材にこだわった自信作。県内外で愛されてほしい」と語った。

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