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テーマ : スポーツしずおか

東レアローズ逆転勝利 VC長野に3―1 バレーボールVリーグ

 バレーボールのVリーグは19日、草薙このはなアリーナなどで行われ、V1男子の東レは3-1でVC長野に逆転勝ちした。東レは20日も同会場でVC長野と対戦する。

東レ―VC長野 第2セット、スパイクを放つ東レ・パダル(右)=草薙このはなアリーナ(写真部・田中秀樹)
東レ―VC長野 第2セット、スパイクを放つ東レ・パダル(右)=草薙このはなアリーナ(写真部・田中秀樹)

 東レは立ち上がり、相手のサーブに守備を崩され第1セットを落とした。第2セットも6-10と4点を追う展開となったが、セッター酒井啓輔(浜松商高出)のサーブが効いて6連続得点し、逆転に成功。その後はパダル・クリスティアン、小沢宙輝、富田将馬(沼津市立高中等部出)が着実に得点を重ねた。

 ▽男子1部
東レ 7勝2敗 3(23―25 25―21 25―20 25―21)1 VC長野 1勝8敗

試合中に守備修正 流れ引き戻す
 若手中心の東レが劣勢を挽回し、今季7勝目を挙げた。序盤はVC長野のサーブや緩急を効かせた攻撃に苦戦したが、戦いながら守備を修正し、流れを引き戻した。計27得点で引っ張ったパダルは「それぞれが責任を果たし、チームがうまく機能している」と手応えを口にした。
 アウトサイドヒッターの富田と小沢、リベロ山口が3年目。センター陣は新人の上條と2年目西本が出番を分け合った。落ち着いてゲームを立て直したのが4年目のセッター酒井だ。「スパイカーの技量を頼りにしながらコミュニケーションを取って(トスを)選択している」と酒井。
 苦しい場面は好調のパダルにトスを集め、後半は競った場面で失点の少ない富田を使い、勢いづけたい時にはパワーのある小沢に連続で託した。サーブ効果率13・8%、ブロックでも2得点と持ち味を発揮した酒井は「スタートから出て勝つことができたことは財産になる」。富田も「(開幕当時より)全員が自信を持ってプレーできている」と成長の階段を着実に上っている。
 

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