昭和の名車、広告やカタログ展示 浜松市中区、30日まで
浜松市中区の浜松復興記念館で30日まで、昭和の車の歴史を広告やカタログ、ミニチュアカーで紹介する展示会「いま蘇(よみがえ)る昭和の名車」の第2弾が開かれている。
元デザイン事務所勤務で、市内のグループホーム職員の橋本方彦さん(69)=中区=が昨年12月に続いて企画した。今回はカタログコレクターの松井政則さん=同=の協力も得た。トヨペットクラウン、スバルのヤングSS、スズキのカルタスなど、昭和の雑誌広告120点やカタログ40点、43分の1ミニチュアカー約40台を展示した。東洋工業(現マツダ)初の三輪トラック「マツダ号DA型」など、オート三輪の歴史を紹介するコーナーなども充実させた。
橋本さんは「当時を知る人は青春時代を思い出し、自動車産業で復興した浜松の歴史も感じてほしい」と話している。