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テーマ : 三島市

自動運転の進展に期待 三島市長、長泉町長が座談会

 11日から沼津市で実証実験が始まる自動運転の遠隔コントロールセンターが設置された三島市の日大国際関係学部三島駅北口校舎で8日、豊岡武士市長と長泉町の池田修町長による座談会が開かれ、自動運転技術がもたらす地域活性化の期待や行政が取り組むべき課題について意見を出し合った。

自動運転技術への期待を寄せた首長座談会=三島市
自動運転技術への期待を寄せた首長座談会=三島市

 直接の路線がないJR三島駅―下土狩駅(長泉町)間における将来的な実証実験の可能性について、豊岡市長は「距離や交通量などで実証実験に最適な路線。新たなモビリティーへの期待が高まる」と語った。池田町長は通勤時間帯の周辺道路の混雑や電車と連動した運行間隔など「いろんな課題があるが、解決に向けたスタートとして賛成」とした。今後のまちづくりについて若者の視点を取り入れる考えを共有し、自動運転の広がりを期待した。
 11日からの実証実験はJR沼津駅南口から沼津港までの区間をバスが時速20キロで往復し、日大で遠隔監視を行う。立体地図データを元に走行し、交差点の信号は乗務員がボタンを押して識別する。
 座談会は裾野市を含む2市1町の首長でつくる「富士山南東スマートフロンティア推進協議会」と日大による合同企画。裾野市の村田悠市長は公務で欠席した。

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