2023年度予算編成へ 静岡市長に政策提言と要望 創生静岡
静岡市議会第2会派の創生静岡(白鳥実代表)は7日、市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、2023年度当初予算編成に向けた政策提言と要望を行った。
「健全な行政運営の推進」「災害に強く、持続可能なまちづくり」「人への投資」を提言の3本柱に挙げた。少子化による歳入の減少を見据え、海洋文化施設やアリーナなどの建設計画を再検討することや、保育士の待遇改善、不登校の児童生徒への対応などを求めた。
台風15号の豪雨災害で同市が甚大な被害を受けたことを踏まえ、庁内の危機管理総室や災害対策本部の機能と役割を検証する有識者会議の設置を求める緊急要望書も提出した。
田辺市長に政策提言書などを手渡した白鳥代表は「市民の声を取り入れた提言。ぜひ反映を」と求めた。