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テーマ : スポーツしずおか

東レ 地元初戦、パナに逆転勝ち バレーVリーグ

 バレーボールのVリーグは29日、三島市民体育館などで行われ、V1男子の東レは3-2でパナソニックに逆転勝ちし、今季の地元初戦を白星で飾った。

東レ―パナソニック 第4セット、25点目を決める東レ・小沢=三島市民体育館(東部総局・山川侑哉)
東レ―パナソニック 第4セット、25点目を決める東レ・小沢=三島市民体育館(東部総局・山川侑哉)

 第1セットを落とした東レは、競り合いとなった第2セットをパダル・クリスティアン、小沢宙輝の強打を軸に取り返した。再び先行された第4セットは上條レイモンド、西本圭吾が要所で速攻を決めるなどしてフルセットに持ち込んだ。第5セットは7-8からパダルにトスを集めて押し切った。
 東レは30日も同会場でパナソニックと対戦する。

 ▽男子1部
東レ 2勝1敗 3(19―25 25―22 21―25 25―20 15―11)2 パナソニック 2勝1敗

若き大砲 小沢が強打連発

 東レが鮮やかな逆転勝ちで地元ファンを沸かせた。出場9人全員が26歳以下の若いチームは、失点45と荒さもあったが「普通に戦っては勝てない。恐れず攻めた」(小沢)。経験豊富なパナソニックに食らい付き、最後に飲み込んだ。
 まずは途中出場のミドルブロッカー西本、セッター酒井が苦しい流れを変える。西本は第1セット途中からコートに立ち「開幕前のけがで出遅れた分、チャンスを狙っていた」と8得点。ブロックに加え酒井のトスに速攻を合わせ「2人が入ってブロックとコンビが機能した」(篠田監督)と追い上げ態勢を整えた。
 勝負どころで存在感を放ったのは小沢だ。「目の前の1点を取るだけ」と強打を連発。第2、4セットとも25点目のスパイクをたたき込み、セットカウントをタイに戻した。19得点はパダルに次ぐチーム2番目。入団から2年、けがに苦しんだ大砲が今季は大きな得点源になっている。
 開幕3戦目ながら若手の成長を感じさせる地元初戦。篠田監督は「経験を積み、ベテランも戻ればさらにチーム力は上がる」と期待感をにじませた。

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