高校生が選ばれる町提案 10年後の三島考える
若者目線で10年後の三島を考える「みしまの未来を描く会」がこのほど、三島市民生涯学習センターで開かれた。市内に通う高校生18人が三島の魅力や強み、キャッチフレーズについて話し合い、さらなる発展に向けた方策を発表した。
4グループに分かれて議論し、せせらぎや湧水などの豊かな自然や首都圏や伊豆半島への良好な交通アクセス、箱根西麓三島野菜などの多様な食材などを三島の強みに挙げた。10年後の三島については特産品を生かした施設の整備や三嶋大社のさらなるPRを通じて人口を増やし、子育て支援も充実させた若者にも選ばれる町になるよう提案した。
三島のキャッチフレーズを「圧倒的王者」としたグループは、「市外から見て三島には勝てないと思うぐらい、魅力を見せつける町であってほしい」と語った。議論と発表を見学した豊岡武士市長は「どんどん提案してほしい。市政に取り込んでいきたい」と呼びかけた。
(三島支局・金野真仁)