高齢者見守りへ連携協定を締結 裾野市と民間2社
裾野市と宅配クック123御殿場店(御殿場市)、マニュライフ生命保険御殿場支社(同市)はこのほど、高齢者見守りネットワーク事業に関する連携協定を結んだ。
宅配クックは弁当の配達事業、マニュライフは保険の営業活動でそれぞれ、従業員が裾野市内を回っている。業務中に高齢者宅で「郵便物や新聞がたまっている」「しばらく姿を見ない」「夜間に電気がついていない」などの異変を感じた場合、市に連絡して情報を共有する。
市役所で締結式を開き、及川涼介副市長と宅配クックの新井泰店長、マニュライフの四元祿郎支社長が協定書を交わした。及川副市長は「高齢者の孤独死が社会問題になる中、ちょっとした異変に速やかに気づき、高齢者も住みやすいまちにしていきたい」と協力を呼びかけた。