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テーマ : 清水エスパルス

⚽J1清水 終了間際の失点、今季8度 鬼門の追加時間克服なるか

 J1参入プレーオフに回る16位で残り2試合に向かうJ1清水。22日の磐田戦で喫した終了間際の失点は、今季何度も繰り返してきた悪癖だ。残留圏浮上に向けて勝ち点の取りこぼしは絶対に避けたい状況の中、チームの修正力が問われる。

後半追加時間の失点で勝ち点が変わった試合
後半追加時間の失点で勝ち点が変わった試合
29日の鹿島戦に向けて練習を開始した清水の選手たち=三保グラウンド
29日の鹿島戦に向けて練習を開始した清水の選手たち=三保グラウンド
後半追加時間の失点で勝ち点が変わった試合
29日の鹿島戦に向けて練習を開始した清水の選手たち=三保グラウンド

 清水が今季のリーグ戦で後半の追加時間に失点した試合は8。そのうち7試合で失点が結果に直結した。白星をつかみ損ねたのが4試合、引き分けを逃したのが3試合。もし鬼門の時間帯をしのげていれば、最大で勝ち点11を積み増すことができた計算になる。
 磐田戦の失点は追加時間2分。自陣右のペナルティーエリア脇付近で両チームの選手が交錯して転倒。清水の選手の足が一瞬止まった隙を突かれた。「セルフジャッジをしてしまった自分たちのミス。突き詰めてやらないといけない」とDF立田は強調する。
 MF白崎は失点に至るまでの試合運びに目を向ける。直前に味方が攻め急いでミスから相手にボールを渡した場面に触れ、「時間の進め方をもっとずる賢く。ピッチ内で伝えようとしていたが、うまく伝わらなかった。もっと落とし込まなければ」と省みる。
 24日から次戦の鹿島戦(29日)に向けた練習を開始。MF松岡は「いつ、どこで、どんな判断をするかをすり合わせ、状況に応じたパターンを試合で出せるようにしたい」と話す。鹿島は4月の前回対戦時に追加時間の失点で敗れている相手。課題を克服し、力強さを見せられるか。

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