浜松食材×山梨ワイン味のスイング ジャズ会場にブース、初のコラボ
浜松市と山梨県は22、23の両日、同市内で開催中の第30回ハママツ・ジャズ・ウィーク(市、市文化振興財団、ヤマハ、静岡新聞社・静岡放送など主催)に合わせて、浜松産の食材と山梨県産のワインを楽しむ初のコラボイベントを行う。両市県の「幸福循環地域連携に関する共同宣言」に基づき、音楽と食を通じた交流を図る。
市内外のミュージシャンが出演する「ストリートジャズフェスティバル」会場の市ギャラリーモール・ソラモ(中区)に「コラボ」ブースを設ける。同県の岩崎醸造、東晨洋酒の各種ワインと浜松駅北口のホテル「北の庭 THE KURETAKESO」内の専門店が手掛ける市内産タマネギや牛肉、アオサノリなどを使ったキッシュを販売する。テーブルといすを用意し、演奏を聞きながら飲食を楽しめる。
共同宣言は昨年12月、鈴木康友市長と長崎幸太郎知事が署名した。再生可能エネルギーの活用や、スタートアップ(新興企業)支援などで連携推進を掲げている。浜松の「音楽」と山梨の「ワイン」に関する項目も含まれ、両者で実現に向けた検討を進めた。
市創造都市・文化振興課の担当者は「今回のイベントを先駆けに、両市県の交流を一段と加速させたい」と話している。