⚽静岡ダービー振り返り 2019
磐田2-1清水 J1リーグ第30節(11月2日)

明治安田J1リーグは2日、各地で第30節の7試合が行われ、磐田が清水との「静岡ダービー」を2-1で制し、3試合ぶりの白星を挙げた。
【戦評】数的優位を生かした磐田が終盤に攻め立て、追いすがる清水を振り切った。
前半5分、清水のファンソッコが磐田の決定機でルキアンを倒して一発退場。磐田は攻勢に転じ、アダイウトンの突破やサイド攻撃で圧倒した。前半39分、こぼれ球を藤川が蹴り込んで先制。同点の後半41分、アダイウトンがルキアンとのパス交換で突き放した。
清水は後半開始から布陣変更して流れを引き寄せ、5分に二見のロングスローが相手のオウンゴールを誘って同点に。しかし、残り20分間は一方的に押し込まれた。
磐田 2(1―0 1―1)1 清水
6勝7分け17敗(25) 10勝5分け15敗(35)
0大久保 GK 八田0
1エウシーニョ 大井0
0ファン・ソッコ 小川0
0二見 藤田0
1松原 宮崎1
0河井 松本0
0竹内 アダイウトン3
1金子 山本1
0西沢 藤川2
0ドゥトラ 上原2
3ドウグラス ルキアン2
6SH13
7CK5
13FK7
0PK0
▽得点者【磐】藤川(1)アダイウトン(5)【清】OG
▽交代【清】前9分 立田0(ドゥトラ)後33分 川本0(河井)後40分 水谷0(西沢)【磐】後24分 大久保2(藤川)後37分 荒木0(小川)後46分 秋山0(アダイウトン)
▽警告【清】エウシーニョ【磐】大井、ルキアン、荒木、大久保▽退場【清】ファン・ソッコ
清水1-1磐田(PK4-3) 天皇杯4回戦(9月18日)

サッカーの天皇杯選手権は18日、ヤマハスタジアムなどで4回戦6試合を行った。J1の磐田と清水が激突した静岡ダービーは1-1のままPK戦にもつれ込み、清水が4-3で競り勝って5年ぶりの8強入りを決めた。
【戦評】清水がPK戦までもつれた試合を制し、磐田を退けた。
前半は清水が決定機をつくった。2分、金子のパスにドウグラスが抜け出した。45分は竹内のパスに金子が抜け出したが、いずれも磐田GK八田にシュートを阻止された。
磐田は後半19分、宮崎の左クロスから松本が押し込み先制した。後半終了間際、清水はドゥトラのシュートが相手に当たり、こぼれ球に詰めたドウグラスがオウンゴールを誘発し追い付いた。
清水 1(0―0 1―1 延長0-0 0-0)1 磐田
(PK4-3)
0八田 GK 西部0
1小川 エウシーニョ0
0大南 ファン・ソッコ1
0藤田 二見0
1ムサエフ 松原0
0宮崎 ヘナト1
1松本 竹内0
0山本 金子1
1上原 ドゥトラ2
1川又 河井0
1ルキアン ドウグラス4
8SH12
2CK6
21FK16
0PK0
▽得点者【清】OG【磐】松本
▽交代【磐】後18分 田口1(ムサエフ)後34分 大久保0(川又)後39分 アダイウトン1(上原)=延長=前1分 荒木0(松本)【清】後22分 六平1(竹内)後22分 西沢0(金子)後29分 川本2(河井)=延長=前1分 立田0(エウシーニョ)
▽警告【磐】大南【清水】ヘナト、エウシーニョ
清水2-0磐田 ルヴァン杯1次リーグ最終節(5月22日)

Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ最終節が各地で行われ、D組の「静岡ダービー」では清水が2-0で磐田を下した。清水はダービー4連勝。
【戦評】清水は少ない好機をものにし、磐田を振り切った。
序盤から一進一退の攻防が続いた。清水が均衡を破ったのは後半17分。西沢のシュートがバーを直撃し、こぼれ球を高橋が蹴り込んだ。後半32分にオウンゴールで加点。守備陣は最後まで集中力を切らさなかった。
磐田は後半開始直後の好機で小川航のヘッドがバーを直撃。27分にも小川航のシュートがポストをたたくなど、決定力を欠いた。
清水 2(0―0 2―0)0 磐田
2勝2分け2敗(8) 3勝3敗(9)
0志村 GK 六反0
0桜内 エウシーニョ0
0大南 鎌田0
0森下 立田1
1ムサエフ 水谷0
0太田 河井0
0宮崎 西村0
0森谷 高橋2
0山本 西沢4
0藤川 楠神1
7小川航 鄭大世2
10SH12
7CK6
7FK9
0PK0
▽得点者【清】高橋(1)OG
▽交代【磐】後1分 荒木2(藤川)後18分 エレン0(森谷)後24分 上原0(ムサエフ)【清】後11分 松原0(エウシーニョ)後25分 中村1(楠神)後44分 川本1(高橋)
▽警告【磐】小川航
清水2-1磐田 J1リーグ第7節(4月14日) 平成最後の静岡ダービー

明治安田J1リーグは14日、各地で第7節の残り7試合が行われた。3万1144人を集めた平成最後の静岡ダービーは、清水が2-1で磐田を下した。
【戦評】先に仕掛けた清水が磐田の反撃を振り切った。
清水は前半14分、金子の右クロスに北川が飛び込むなど攻め、36分に磐田DFのクリアを拾った鄭大世が頭で決めて先制。後半13分は相手のミスを突き、北川が2点目を決めた。
磐田は前半18分、小川大の右クロスからアダイウトンが放ったシュートはゴール上に外れた。その後は終盤までリズムをつかめず、後半26分のロドリゲスの1ゴールにとどまった。
清水 2(1―0 1―1)1 磐田
1勝2分け4敗(5) 1勝3分け3敗(6)
0カミンスキー GK 六反0
0新里 エウシーニョ1
0小川大 ファン・ソッコ1
1大南 立田0
0高橋 松原0
1田口 ヘナト0
0松本 竹内0
1アダイウトン 金子2
1森谷 中村1
0山田 鄭大世1
0大久保 北川5
7SH11
4CK3
9FK15
0PK0
▽得点者【清】鄭大世(2)北川(3)【磐】ロドリゲス(2)
▽交代【磐】後8分 ロドリゲス1(森谷)後17分 荒木1(大久保)後18分 エレン1(山田)【清】後35分 ドウグラス0(北川)後39分 飯田0(鄭大世)後44分 六平0(中村)
▽警告【磐】大南【清】竹内
清水1-0磐田 ルヴァン杯1次リーグ第2節(3月13日)

Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第2節の8試合を行い、D組は今季初の静岡ダービーで清水が磐田に1―0で勝利した。
【戦評】清水が後半に滝が挙げた1点を守り抜いた。
後半2分、GKのパスミスをエウシーニョが拾い、滝が無人のゴールに蹴り込んだ。33分のPKは失敗したが、その後の磐田の猛攻をしのいだ。
序盤は磐田が主導権を握った。前半17分、小川航のシュートは相手に阻まれ、43分の上原の一撃も枠を外した。終盤も攻勢をかけ、石田や中山がゴールに迫ったが、バーやポストに阻まれた。
清水 1(0―0 1―0)0 磐田
1勝1敗(3) 1勝1敗(3)
0六反 GK 三浦0
0鎌田 エレン0
0ヴァンデルソン 大南0
0二見 石田2
0水谷 藤田0
0ヘナト 森下0
0六平 山本1
0エウシーニョ 藤川0
2石毛 上原2
1滝 中野2
1鄭大世 小川航0
4SH10
1CK6
13FK13
1PK0
▽得点者【清】滝(1)
▽交代【清】後10分 立田0(二見)後31分 河井0(エウシーニョ)後41分 北川0(鄭大世)【磐】後21分 荒木1(藤川)後21分 中山2(小川航)後33分 針谷0(エレン)
▽警告【清】ヘナト