⚽清水エスパルス「地元に勇気を」 選手会提案で練習一般公開
J1清水は11日、22日の磐田戦(アイスタ日本平)に向けて練習を再開した。台風15号で被害を受けた地元を勇気づけようと、選手会からの要望で練習は一般にも公開され、サポーターが選手のプレーを見守った。

8日の川崎戦に逆転負けし、チームはJ2自動降格圏の17位に転落。4試合勝ちなしと苦しい状況にあるが、活気ある声を響かせてミニゲームなどをこなした。
7月に右膝蓋(しつがい)骨の骨折で離脱したMF西沢が実戦形式のメニューに復帰。「状態を見ながら焦らずやりたい」としつつ、順調な回復ぶりをうかがわせた。
選手会長として「自分たちのプレーで元気を与えられれば」と一般への公開をクラブ側に働きかけた。実現して大勢の来場者が集まり、「自分たちにはサポーターがついているというのを認識できる良い機会だった」と語った。
川崎戦で腰を痛め、前半で交代したGK権田は全体練習に不参加。一方、後半に担架で運ばれて交代したFWカルリーニョスは影響なく全メニューを消化した。