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テーマ : 裾野市

記者コラム「清流」 議員自ら身を切る覚悟を

 裾野市議選(定数19)が10月2日に投開票される。有権者にとって最も身近な存在の市町議だが、あまり知られていないのが議員報酬。同市の場合、月額32万5000円で議長は38万5000円。68万2500~80万8500円の期末手当も年に2回、支給される。
 大幅な税収減などに伴い、「財政非常事態」を宣言した同市。公共交通の廃止や減便、助成金の削減など市民生活への影響は幅広く及んでいる。事情が異なるため、議員定数や報酬を一概に論じるのは早計かもしれないが、人口が同規模の伊豆の国市と菊川市はともに定数17で報酬は月額30万円となっている。
 裾野市の人口は約30年ぶりに5万人を下回った。「聖域なき構造改革」が求められる中、まずは議員自ら身を切る覚悟を示すべきではないか。

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