静岡ダービー開催可否 J1清水、週半ば判断見込み 断水影響を考慮
J1清水は26日、10月1日にアイスタ日本平で予定している磐田とのリーグ戦について、開催の可否や運営方法について協議していると発表した。静岡市清水区で発生した断水被害の影響で、スタジアムのトイレが使えないことなどが理由。週半ばにも判断を下す見込み。
アイスタ日本平は現在、トイレの排水はできるものの、手洗い場は使用できない状態。他にもスタジアム周辺の道路で通行止めの箇所があり、開催への懸念材料となっている。
練習場の三保グラウンドも断水しているが、選手は26日も練習に励んだ。同区内の実家の車が水没する被害に遭ったというDF立田は「自分の生活してきた地域が大変な思いをしている」と声を落とした。自身にできる支援について考えつつ、「試合をやることになれば自分たちのプレーで勇気づけることができると思う」と前を向く。
自身のツイッターで被災者支援に関する情報を発信しているMF西沢は「地域に普段助けてもらっている立場。できることを精いっぱいやりたい」と継続的な支援を誓う。