2校の校章発表 2023年春開校 公募案から選定
静岡県教委は21日、2023年4月に開校する県立伊豆伊東高(伊東市)と、県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」の校章を発表した。どちらも公募で集まったデザイン案の中から、両校の開校準備委員会などが選定した。
伊豆伊東高の校章は、伊東市の鳥「イソヒヨドリ」をモチーフとしたデザイン。再編される伊東高と同校城ケ崎分校、伊東商高を3枚の青い翼で表現し、将来に向かい飛躍する生徒像を示した。静岡市葵区のグラフィックデザイナー天野穂積さんの考案で、全体の応募総数は290点だった。
ふじのくに中の校章は、「F」の文字を基調に富士山に吹くさわやかな風を表現した。大地と青葉を示す緑色、海と大空を表す青色、光や実り豊かな自然を表す黄色の3色のデザイン。青森県弘前市のグラフィックデザイナー工藤和久さんの考案。応募総数は393点だった。