「不適切団体と関係絶つ」 磐田市長 旧統一教会巡り
磐田市の草地博昭市長は16日の市議会9月定例会一般質問で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を踏まえ、「社会的に不適切な活動を行う団体などとは、一切関係を絶ちたい」と強調した。根津康広氏(共産)への答弁。
同市では、表敬訪問やイベント後援など、旧統一教会の関連団体との関わりが計4件確認され、静岡新聞社が8月に実施したアンケートでも回答していた。草地市長は「旧統一教会のみならず、各種団体からの申請内容を適切に判断する」と述べた。
市には、過去10年間で霊感商法などの被害に関する相談が37件あったという。消費生活相談員の助言や仲介のほか、弁護士による法律相談を案内しているとした。
山本敏治教育長は安倍晋三元首相の国葬について、「小中学校に弔旗掲揚や黙とうなどの弔意表明は求めない」との方針を示した。高梨俊弘氏(共産)への答弁。
同日は、岡実(志政会)、戸塚邦彦(せいわ会)、加藤文重(新磐田)、本間昭男(せいわ会)の各氏も登壇した。