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静岡県産食材生かした「勝男武士餃子」 浜松の専門店開発

 餃子(ギョーザ)専門店「うまいもん空海」を運営する浜松市東区のullue(ウルエ)は3日、かつお節を使った「勝男武士(かつおぶし)餃子」を発売する。2023年大河ドラマ「どうする家康」放送に向けて開発した。

うまいもん空海が発売した「勝男武士餃子」=浜松市中区
うまいもん空海が発売した「勝男武士餃子」=浜松市中区

 新商品は野菜と地元産の豚肉「とこ豚」を練り込んだあんに、削り節製造・直売の西尾商店(静岡市清水区蒲原)の「極上花かつおけずり」を入れた。だしの風味と味の芳醇(ほうじゅん)な香りなど奥深い味わいが特長という。
 ウルエの大場友樹社長は「かつお節は戦国時代に勝利を祈願し、『勝男武士』と書いた縁起物。野菜と豚肉との相性がとても良く、コクと深みが出ている」と浜松名物のアピールにもつなげる。
 1パック15個入りで市場想定価格は税込み1540円。同社の販売所や全国の百貨店などで販売する。
 (浜松総局・大山雄一郎)

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