伊東の定置網漁業 現場視察、意見交換 自民国会議連
静岡県内の自民党国会議員で設立した「駿河湾スマートオーシャン議員連盟」(会長・上川陽子衆院議員)は24日、伊東市の富戸港周辺で、定置網漁業の現場視察と関係者との意見交換を行った。
訪れたのは上川氏(衆院静岡1区)のほか、農林水産副大臣に就いた勝俣孝明氏(同6区)ら4人。船上で定置網漁の様子を視察し、港で水揚げされる海産物を見学した。
現地では定置網漁業を行う「城ケ崎海岸富戸定置網」の日吉直人社長が導入した機器や資源管理の取り組みを説明し、意見交換した。総菜製造販売「ヤマザキ」(吉田町)の山崎朝彦社長は、未利用魚を活用した蓄養の可能性をテーマに話した。
上川会長は「長い間続いている持続可能な取り組みを見ることができた」と感想を述べた。