浜名湖ウナギをモチーフ 湖西の新イメージキャラクターお披露目 10月10日まで名前募集
湖西市の夏の祭典「第27回湖西おいでん祭」(市、実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が20日、同市のボートレース浜名湖西駐車場で開かれた。市制施行50周年記念として新たに誕生した市のイメージキャラクターのお披露目式や市民総踊り、ステージイベントが行われ、市民らが新型コロナ禍で3年ぶりとなる祭典を満喫した。
新たなイメージキャラは「浜名湖があるまち」としてPRに力を入れようと市が今年制作した。浜名湖特産のウナギがモチーフ。パンダの着ぐるみに身を包む。突然変異で体が白黒になる希少な「パンダウナギ」や縁起の良い黄金色のウナギから着想した。
デザインは湖西市在住の漫画家稲空穂(いな・そらほ)さん(36)=浜松市北区出身=が担当。式では来場者の前で新キャラが紹介された。登壇した稲さんは「皆さんにキャラクターを成長させてもらいたい」と新たなまちのPR役の活躍を願った。
10月10日までキャラの名前を募集している。市ウェブサイトから誰でも応募できる。
■市民総踊り盛況 手筒花火も披露
市民総踊りには、9チーム約180人が参加。「湖西音頭」「湖西おいでん」「新居音頭」「佐吉のふるさと音頭」の4曲に合わせ、各チームおそろいの色鮮やかな衣装姿で、約1時間にわたり輪になって踊った。最後には手筒花火が披露され、来場者から歓声と拍手が起こった。
開会式では航空自衛隊浜松基地が航空機の展示飛行を行い、イベントに花を添えた。