平和の尊さ音楽で訴え 浜松でプラタナスコンサート3年ぶり
終戦の日の15日夜、音楽を通じて平和の尊さを訴える「2022プラタナスコンサート」(浜松市、静岡新聞社・静岡放送主催)が同市中区の市ギャラリーモール・ソラモで開かれた。
市内の青少年合唱団「ジュニアクワイア浜松」や、市のやらまいか大使を務めるポップスシンガーのERIKOさんが、平和を祈る歌声を披露した。ERIKOさんは詩の朗読も行った。
コンサートは1945年6月の浜松大空襲など太平洋戦争の戦火を奇跡的にくぐり抜け、復興のシンボルとして市民に勇気を与えたプラタナスの木にちなんで92年に始まり、今年が31回目。ここ2年はコロナ禍でオンラインでの実施だったが、3年ぶりに市民が会場に集うリアル開催となり、大勢が平和への願いを込めた。
(浜松総局・日比野都麦)