6大学共同講座 教授らリレー解説、高校生学び深める 藤枝
藤枝市と包括連携協定を結ぶ静岡県内6大学でつくる「市大学ネットワーク会議」は12日、6大学による共同講座「しずおか中部 未来学」を同市のBiViキャンで開いた。同市を中心にした県中部の高校生ら約40人を対象に、各大学の教授らがリレー講義を行った。
参加大学は静岡大、静岡福祉大、常葉大、静岡産業大、静岡理工科大、県立大。静岡理工科大は、野崎孝志教授とシステム工学専攻の大学院生鈴木晴空さんが講師を務め、「空飛ぶクルマ」の研究内容を解説した。
このほか「地域課題解決プロジェクト」「スポーツボランティア」「持続可能な農業」といった分野の研究紹介もあった。昼休みや講義後に合同オープンキャンパスを行い、高校生たちは興味のある大学のブースに足を運んだ。
16日に一部の受講者が多様な地元企業の代表者らと話す「人物探究プログラム」、18日には参加者同士で自らの気付きについて語り合う「学びの共有会」を開催する。