古代から現代のガラス容器並ぶ 磐田のミュージアム
磐田市上野部のシルクロード・ミュージアムは10月30日まで、ガラス技術発展の歴史や古代のガラス容器を紹介する企画展「古代現代ガラスコレクション」を開いている。ミュージアムが収蔵する紀元前14世紀から現代に至るまでのガラス容器など約70点を飾る。
約3500年前のエジプトで出土した香油瓶で、コアガラスという成形技法の一つの起源とされる「クラテリスコス型コアガラス」や、東地中海沿岸地域で見つかった「ミレフィオリグラス杯」を展示する。現在の吹きガラス製法に至るまでの歴史を学べるパネルや国内外の作家が制作した工芸作品も設けた。