自販機でふるさと納税 富士川楽座に富士市が設置 返礼品はトイレ紙など
富士市は、同市へのふるさと納税ができる自動販売機を同市岩淵の道の駅「富士川楽座」に設置した。東名高速道の利用者らに寄付を通じて市の運営や産業を応援してもらう狙い。市によると、高速道路施設への設置は全国で初めて。
寄付の返礼品として、同市の紙製品として人気のトイレットペーパーやペットシーツなどをその場で受け取ることができる。富士川楽座で使える食事券や、プラネタリウム・観覧車の招待券なども用意した。寄付額は返礼品によって４千円から１万４千円。
除幕式では小長井義正市長が「富士市をアピールして地場産業の振興に結び付けたい」とあいさつ。トイレットペーパーのギフトセットを作るコアレックス信栄の黒崎暁社長は「紙製品の中でも特に支持されるものを提案していきたい」と話した。関係者が寄付の仕組みや機械の扱い方などを説明した。
富士川楽座は東名高速道上り富士川サービスエリアに直結し、年間約３００万人が訪れる。
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