すごろくで特殊詐欺防止 静岡県内の大学生が学び
静岡県警は7日、地域の防犯活動に取り組む県内大学生らを対象にした「ヤング防犯ボランティア交流会」を静岡市駿河区の常葉大静岡草薙キャンパスで開いた。学生たちは講義やグループワークを通じ、特殊詐欺から高齢者を守るための知識を深めた。
県警が立ち上げた「しずおか・ぴーす」の大学生や専門学校生のほか、常葉大のサークル「ジャスティス」と地域貢献ボランティアセンター「ヒューボック」のメンバー計12人が参加した。同大健康プロデュース学部の木村佐枝子教授がゼミ生と開発した「特殊詐欺撃退すごろく」を4班に分かれて体験し、被害の現状や最新手口を把握するとともに効果的な対策を探った。
交流会はコロナ禍でも学生間の情報共有と活動を活発化させようと数年ぶりに行った。