静岡県内の伝統工芸 家具や陶芸並ぶ ＪＲ静岡駅構内
静岡県内の伝統工芸の職人らでつくる不二工芸会の「木工家具・工芸品展」が１６日まで、ＪＲ静岡駅構内のアスティ静岡西館「駿府楽市」で開かれている。
くぎを使わずに木を組み合わせる「指物技術」を駆使した家具や、県郷土工芸品に指定されている伝統陶芸「賤機焼」など計８０点を展示、販売している。木工家具を手掛ける静岡市駿河区の平尾幸男さん（７６）は、表情豊かな木目の美しさを生かした机や、インテリアとしても使える小椅子などを出品した。
１１日以降は出展者が替わり、中山間地「オクシズ」のヒノキを使った漆塗りの弁当箱「井川メンパ」などを展示する。
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